Episode2.

表面改質【遮熱・断熱】
食の安全・安心へのソリューション

鳥インフルエンザによる鶏の殺処分の件数が、年々増加しています。
感染は野鳥の侵入など、外部的な要因から広がると考えられており、養鶏設備の構造は窓や通風孔を制限するなど、密閉性を高めざるを得ません。

課題

養鶏施設の
温度管理のコストを削減

鶏は恒温動物であり、自ら体温の調整をすることはできません。
鳥インフルエンザ対策として鶏舎の密閉性が高まれば、鶏舎内の温度や湿度は冷暖房設備などでコントロールしなければならなくなります。
そのために必要な設備費や夏場の光熱費は、相当額に上ると予想されます。
特に日本の採卵鶏舎は設備の老朽化が進んでおり、設備の入れ替えや更新にかかるイニシャルコストは養鶏場経営を大きく圧迫すると考えられます。

解決

遮熱断熱特殊塗料で
夏も冬も快適に

既存の設備を更新することなく、且つ低コストで鶏舎内を適温に保つためにおすすめできるのが、当社の【遮熱断熱特殊塗料】です。
この塗料は、従業員の夏場の熱中症予防が大きな課題となっている物流倉庫での採用実績があります。
一般的なコーティング技術は「熱反射」の原理を応用しますが、当社の技術は反射に加えて、熱エネルギーを輻射熱に変換するという特性ももっています。
これによって太陽光による熱が室内に伝わりにくくなり、且つ冬季は熱を「戻す」ことで、室内を温かくする効果もあります。

私たちは鳥インフルエンザそのものを解決することはできませんが、表面改質のノウハウを用いて、養鶏事業、更には食の安全に貢献することは、十分に可能であると考えています。

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