Episode1.

表面改質【断熱・保温】
暖房効率向上へのソリューション

近年の健康志向の高まりを受け、ますます高まるサウナブーム。
専用施設だけでなく、家庭やアウトドアで気軽に楽しめるテントサウナが普及しています。

課題

テントサウナの
加熱効率を高める

テントサウナは手軽に屋外で楽しめるものですが、冬場の屋外ではどうしても一定の温度以上になりにくいという課題がありました。
テントの素材を、より高い保温効果が見込めるものに変更する手段もありますがその分のコストが商品価格に上乗せされてしまいます。

解決

設備・素材はそのままで
断熱・保温塗料を塗布

こうした課題を解決する方法が、当社のもつ【断熱・保温特殊塗料】です。
独自開発塗料に改良を重ね、気温の下がる12月の屋外でテストを行ったところ、従来では100℃に満たなかったテント内の温度が、115℃まで上昇することを確認。

また、サウナ内が80℃まで上昇する時間も、未施工品が10分であったのに対し、断熱・保温施工済みの場合は5分と、明らかな性能の違いを示しました。
冬場の屋外という悪条件でも十分な温度を確保できること、またそのことが燃料の節約につながることもあり、実際の製品に採用されています。

広がる可能性

冬場の災害用テントにも

この【断熱・保温】技術には、さらなる可能性が秘められています。例えば、災害用テント。
気温が低下する冬場、更に暖房器具の電源や燃料の確保が難しい状況では、塗布・施工するだけでテント内の断熱・保温効果を高める当社の技術が役立つはずです。

他にも、サンシェイドなどに施工することで日中の暑さを遮る、といった応用も可能です。

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